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【高校留学】高校生で交換留学をするならどこのエージェントがおすすめ?YFU・AFS-

【高校留学】高校生で交換留学をするならどこのエージェントがおすすめ?YFU・AFS

 

中学生、高校生の中で短期、中期、長期、とりあえずなんでもいいから留学したい!

このように考えている人は多いのではないでしょうか?しかし、国際交流に力を入れていない学校であれば中々、留学についての情報を入手することは困難になります。まず、留学を視野に入れている人はどこか留学団体を通しての留学をおすすめします。高校留学を考えているみなさんの中で、どのエージェントがいいのか迷っている人も多いはず。




今では、たくさんの留学エージェントが存在する中で、特に定番になっているエージェントYFUとAFS。今回は、2つの留学エージェントを比較します。

私も高校1年生から2年生までフィンランドに留学していました。その時に利用していたエージェントはYFUです。私がなぜYFUを選んだのか。その経緯も踏まえて紹介して行きます。

記事の信頼性
  • 大学生ブロガー
    (関西学院大学国際学部1回生)
  • ブログ歴1年目
  • 中、高で生徒会長
  • フィンランドに1年留学
  • スタバ店員、家庭教師、テニスコーチ

 

YFU 日本国際交流財団 Media Kit: Study Abroad, Student Exchange Programs - Youth For Understanding USA

YFU(Youth For Understanding)は、1951年にアメリカをルーツに置く国際交流団体である。日本では1958年に日本の高校生をアメリカに派遣したのが始まりです。今では、世界に60カ国ものYFU組織をもち、世界各国で異文化を共有、理解し全ての人にとって住みよい世界を追求しています。個人的にドイツ派遣に強いイメージがあります。

団体名 公益財団法人 YFU日本国際交流財団
特徴 ◆世界60カ国で展開する国際交流組織
◆留学先は英語圏以外の国も多数
◆文科省、米国政府などの支援による公的プログラムも数多く実施
応募できる国 アジア
韓国・フィリピン・タイ
ヨーロッパ
フランス・ドイツ・スイス・オランダ・ベルギー・デンマーク・フィンランド・チェコ・ハンガリー・オーストリア・エストニア
北米・中南米
アメリカ・カナダ
選考試験 書類審査
学科テスト
【英語および常識テスト】
*英語テストはELTiS
面接

*本人との面接(英会話)、保護者を交えての面接(日本語)を実施
※選考受験料 20,000円
留学費用 アメリカ160万円、アメリカ以外148万円 ※1
資料請求 こちらから

※1 YFUホームページより抜粋。費用には出国手続き、ビザ申請取得、予防接種、海外旅行傷害保険、教科書代・実習費、留学中の小遣い等は含まれない。

応募方法

公益財団法人YFU国際交流財団のプログラムへの応募に必要な書類はな以下の5つだけです。

願書
・課題作文(留学への志望動機について書いたのを覚えています。)
・学生と保護者のアンケート
・推薦状(校長先生or担任にお願いをして書いてもらう)
・成績証明書(学校の事務所で受け取ることができる)

選考に22,000円かかるので、指定された口座に支払ったことを証明できる領収書を添付して、書類を全てYFUの事務所に提出すると応募完了です。

選考内容は?

選考方法は3つの内容で構成されています。

書類審査

学校の成績はもちろん、学校長からの推薦書の内容も加味しながら、学生がなぜ高校で交換留学をしたいのか課題作文を通して審査されます。割と字数を書かなければなりません。

学科テスト

学科テストは英語と常識の二つのテストから構成されています。

留学するときの英語のテストと聞いてTOEFLなどを思い浮かべる方もいるかもしれませんがYFUではELTiSというテストを採用しています。このテストは高校交換留学をする学生がアメリカの高校で授業を受けるレベルに達しているのかを見極めるテストで、過去問がなく市販の問題集なども存在しません。

ELTiSについての記事をいくつかあげているのでよかったら参考にしてみてください。

英語の試験資格対策を専門でやっているトフルゼミナールが受験ガイドを無料で配布しているので活用してみると良いでしょう。

面接(英語)

面接は学生だけではありません、保護者の方も含めた面接になります。
面接官は日本の地区委員さんでまずは英語での面接、それに続いて日本語で保護者も交えて面接を行います。英語の面接といっても難しいものではありませんでした。今日は、どのような交通手段で来たのかなど日常会話を聞かれます。

オリエンテーション

リターニー(高校留学経験者)と地区委員さんが主催で交換留学を充実したものにするためにアドバイスや相談事を共有できるような機会を設けています。

違う国へ派遣される仲間とも仲良くなることができ、いい刺激になります。

参加が義務付けられているオリエンテーションです。

実際のオリエンテーションでは英語でスピーチをしたり、英語だけで話す時間が設けられていたりと少ない時間のなかでできるだけさまざまなことが吸収できるような工夫がされていました。英語をもっと勉強しなければならないと気付かされました。

帰国&フォローUP

1年間、日本の高校を離れて学習してきた学生にどのように再適応するのかや大学に向けた進路など相談することができます。

YFUの高校留学を経験した人は海外大学の進学やAO入試に取り組む人が多く、リターにそれらのことを相談できるかもしれません。

AFS日本協会   AFS - AFS - JapaneseClass.jp

AFS(American Field Service)は、100年もの長い歴史を持つ国際ボランティア団体で、加盟国は60カ国、交流国は100カ国以上になります。

団体名 公益財団法人 AFS日本協会
特徴 ◆歴史のある国際的なボランティア組織
◆AFS加盟国は約60か国、交流国は100か国以上
◆日本全国77の支部で留学、国際交流活動を推進
◆UNESCOのオフィシャルパートナーに認定
応募できる国 アジア・オセアニア
オーストラリア・インド・インドネシア ・タイ・中国・香港・フィリピン・マレーシア
ヨーロッパ
アイスランド・オーストリア・オランダ・スイス・スウェーデン・スペイン・チェコ・デンマーク・ドイツ・ノルウェー・ハンガリー・フィンランド・フランス・ベルギー(オランダ語圏)・ベルギー(フランス語圏)・ポルトガル・ラトビア・ロシア
北米・中南米
アメリカ・アルゼンチン・カナダ(フランス語圏)・コスタリカ・チリ・パナマ・パラグアイ・ブラジル・ボリビア_ホンジュラス・メキシコ
選考試験 筆記試験【英語:70 分】【一般教養:30分】
*英語試験はマーク式(文法と長文読解のみ・リスニングなし)
*一般教養試験は学校で勉強する内容及び時事問題を出題
*アメリカ留学希望者は後日英語試験ELTiSを必ず受験
個人面接【日本語:15分程度】
※選考手数料 22,000円
留学費用 アジア・中南米・ロシア120万円、ヨーロッパ(ロシア除く)・カナダ145万円、 アメリカ・オーストラリア170万円 ※1
資料請求 こちらから

※1  AFS2020年派遣プログラム案内より。費用には出国手続き、ビザ申請取得、予防接種、海外旅行傷害保険、留学中の小遣い等は含まれない。

AFSを利用して留学するメリット

安い

高校留学をする上で費用を考えるなら圧倒的にAFSが安いです。具体的には158万円で1年間留学できます。これには現地での生活費はすべて含まれているので、この他にかかるのはお小遣いくらいです。私費留学だと、400万ほどかかります。

2.収益が目的じゃない

お金が目的の団体ではなく、高校生により良い異文化体験を提供することが目的のため、本当に良い体験ができます。スタッフのほとんどがボランティアですが、これらは留学生との交流のために働いているため、いつでも支えてくれます。

まとめ

いかがでしたか?少しでも役に立ってくれたら幸いです。交換留学団体を選ぶ際は、ウェブサイトなどで団体の特色を確認するのはもちろんですが、必ず自分自身で説明会やカウンセリングに足を運び、カウンセラーと直接話をして、相性を確認することが重要となってきます。もしわからない点、特に選考試験のELTiSに関しては教材も少ないですし情報量も少ないので質問を受け付けています!

 

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