【交換留学者が語る】ELTiSに落ちることは
ほぼ0パーセント!?ELTiS攻略法
高校生になると留学を考え始める人が増える頃だと思います。また、もう留学に行くことを決意し、猛勉強している人もいることかと思います。
順調に準備の方はできているでしょうか?
今回のテーマは、ELTiSについてです。
ELTiSの試験日はおそらく6月ごろから始まると思います。悔いの残らないようにしっかり準備しましょう。勉強すればした分だけ結果につながります。
しかし、正直いくら猛勉強しても「落ちたらどうしよう」と多くの留学希望者が不安を抱いていると思います。
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せっかく留学に行こうと決意したのにこんなにもあっさりと留学の夢を断念したくはないですよね。
そこで今回は、当時中学3年生だった僕がELTiSの合格をどうやって勝ち取ったのか実際の体験を基に語っていきたいと思います。
- 大学生ブロガー
(関西学院大学国際学部1回生) - ブログ歴1年目
- 中、高で生徒会長
- フィンランドに1年留学
- スタバ店員、家庭教師、テニスコーチ
ELTiSってどんな試験?
まず初めに、ELTiSについて留学エージェントの1つであるAFSによる記事がわかりやすかったので引用させていただきました。
ELTiSは、SLEPに替わる新たな英語レベルチェックテストとして2013年にCSIET(The Council on Standards for International Educational Travel。国務省が認可した高校生交換留学プログラムの実施団体について、毎年の運営状況を評価している組織)が採用しました。
文法・語法や長文・会話の理解に加え、計算や統計などを含む一般教養問題を英語で解答するという要素が加わっているのが特徴です。全米の高校が交換留学生の受け入れにあたり、ELTiSのスコア提示を求めることになっています。
自信満々で望んだELTiS結果は果たして?
当日のスケジュールとしては午前中にELTiSのテストと常識を問うテストがありました。そしてその後に面接という流れでした。
私は、この日のために必死に英語を勉強してきたつもりでした。毎日の登下校で英単語を覚えて、英検の過去問も解き、夏にはELTiS対策の夏期講習にも参加したので自信満々で望みました。
ELTiSに過去問が存在しないとはいえ、夏期講習に類似した問題を繰り返しといてきたので問題ないだとうと油断をしていました。
しかし、実際は想像以上の2倍難しく感じ、「あ、これ落ちたわ」と直感しました。その後の常識テストと面接もテストで受けたショックのせいで自分の本来の力を発揮することができませんでした。
そして試験から2週間ほどったた時にYFU(私が利用していた留学団体)から先日のテストの合否について電話がありました。
結果は、、、
「不合格」
でした。覚悟はしていたのであまりショックは受けませんでしたが。。。やっぱり悔しいものです。
これで留学への挑戦も終わりかと半ば諦めていたところYFUの関係者が「もう一度ELTiSを再受験できますがどうしますか?」と尋ねられました。
その時にまだ自分の留学への挑戦は終わっていないと再び英語の猛勉強が始まりました。
英検教材を活用しよう
まずは、手に取りやすいものから勉強していくことをおすすめします。例えば英検の教材です。ELTiSの難易度は、英検2級から準1級くらい(個人的な見解)だと思うのでその辺りの教材を購入すればいいと思います。当時の私は3級しか持っていなかったので2級が限界でした。
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ELTiSの勉強で英検の対策もできると考えると効率がいいですよね!
アカデミックな英単語を覚えよう!
英検教材のみでの対策は禁物です。なぜならELTiSが求める英語力は現地の授業で使えるレベルの英語力だからです。
それでは、現地の授業で使う英単語とはどのようなものがあるのでしょうか?幾つか問題を出します。
(1)脊椎動物
(2)太陽系
(3)幾何学
(4)心理学
(5)水素
みなさん、わかりましたか?ELTiSではこのようなアカデミックな単語が文中によく出てくるので覚えておくことをおすすめします。
リスニングを伸ばすには?
ELTiSのリスニングの形式を説明すると、
Part1では授業のシチュエーションが絵で表されているので、その絵の内容と合うものを答えます。
Part2では、計算問題です。数式が英語で流されるのでそれに合う答えを選びます。これを対策するには四則演算を英語で理解できるようにしておきましょう。
Part3では、教室で行われている先生と生徒の会話を理解し質問に答えます。英検と異なり長い会話なので聞き漏らさないように常にメモを取る体勢で受けましょう。
Part4は、教師が生徒たちに実際にレクチャーしている内容について答えます。アカデミックな単語が頻繁に出てくるので対策をしておきましょう。
私は、とりあえず英検の教材で勉強しました。
しかし、今から紹介する内容が1番効率がいいです。また、オンライン英会話を活用すると会話の中でリスニング能力を高めることができるのでおすすめです。
私は、DMM会話を活用していました。空いた時間に気軽に英語を話せるのでスピーキング能力はもちろん、リスニング能力も向上させることができます。
ELTiSに落ちてももう一度トライすることができる!
不合格を聞いて落ち込んでいた私にもまだ希望がありました。ELTiSは一度落ちても再度受験が可能です。
そして受験当日を迎えるまで徹底的に英語を勉強しました。結果、その努力が実り合格を勝ち取ることができました。
私の場合は第一希望がフィンランド、第二希望がノルウェー、第三希望がスウェーデンと英語圏の国ではなかったのでアメリカや英語圏の国に比べると合格基準は少し低かったですが合格した時はとてもうれしかったです。
そして、気づいたことなんですが、おそらくELTiSには問題が2種類しかありません。私は、留学直前にも英語力の測定のためにELTiSを受けたのですが、一度解いた覚えのある問題でした。
確かに過去問が存在しない理由も問題が2種類しかないからなのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?留学を考えている人、留学に向けて勉強中の人のために少しでも参考になれば幸せです。ELTiSはよっぽど英語が苦手でない限り落ちることはありません。現に英検3級しか持っていなかった私でも合格しました。もし何かELTiSについて質問がある人はDMかInquiryフォームから受け付けます。